10/2 破れ方をよーく見るの巻♪
さて、今日から「チュールレースが破れた!」連載デェイス♪
既にInstagramのリール動画になっていますが、たったの一分でサーッと終わってしまうんで詳しく解説します♪
一見すると、うへぇ!こんなん直る?って思いそうなんですけど、まだ早期の相談なんでどうにかなります。
カーブをよく観察して、足を入れて見せて頂いて、どうにかなるギリギリのとこ。
そもそも、メーカーの甘い見通しが透けて見える作り方。
アホちゃう?(゜ロ゜)
まずは纏めます。
ボンドをシッカリ塗り込んで、よーく乾かします!
端っこ纏める工程をちゃんとやってるメーカーのモノでもアカン事あるのに、それをすっ飛ばして省いて作ってイケる訳ないです。
壊れたらまた買うて、やとしたら悪質。
バチ当たれバカ者(゜ロ゜)
ワサワサとなってるとこを丁寧に折りたたんで貼り付けて、本来のカーブに出来るだけ収めます。
乾かさんと付かへんので、ここは焦らずジックリよーく観察しながら。
場合によってはピンセットとか使う事もあります。
さて、コレが有ると無いとでは大違い!
mont-bellの寝袋の外側のナイロンシート、ナイロンタフタです。
材料として手に入れるすべを知らん(笑)ので、ガチで寝袋をバラして使うてます。
こんなペラペラやけど、指では絶対に引き千切れないぐらいの強度があります!
それをまずは大まかに、大きく当てて縫い付けたとこで明日に続く♪
ほなー!(゜ロ゜)
10/3 チュールレースの端の強度を出すの巻♪
さて、今日の3枚は非常に重要です!
まずは昨日の最後の画像の続きで端を多めに残して切り取ってしまいます。
次に下の端を持ち上げて貼り付けます。
表から見ると矢印の部分で縫われてます。
ちょうどチュールレースがバラけたギリギリの辺りです。
矢印がバラけてたとこです♪
こんな感じで折り返してピタッと貼り付けてあります。
コレでバラけたとこだけでなく、ナイロンタフタが折り返されてる距離での荷重分散が出来ます。
と言ったところで明日に続く♪
ほなー!(゜ロ゜)
10/4 補強完了の巻♪
昨日の状態から更に前側にピシッと折り返して貼り付けられた画です♪
縫い目やなんかもクッキリと浮かぶぐらいにシッカリしごいて出来るだけ密着させときます。
こちら側から見えるチュールレースの上端ギリギリのところから纏められて折り返され、グルっと回って貼り付いてます。
元の構造より圧倒的な強度があるけど、全周やってる訳ではないので無茶したらアカン・・・
ズバリではないけど、ある程度妥協出来る程度のやつです(笑)
そこそこ強度はあるけど、ナイロンタフタの補助的な役割です。
端っこはこんな感じで漉いたところで明日に続く♪
ほなー!(゜ロ゜)
10/5 補助的な革を縫い付けるの巻♪
縫う時に邪魔になりそうなタッセルの根元を捲って、ぐぃーんと引っ張りながら貼り付けてます。
ちなみに部品を切り取る時に伸びる方向性を考えて部品取りしてます♪
出来たら同じ穴に落としたいとこですけど、縫うてあった辺りを狙います。
ギューッと爪でマーキングしたとこを縫うてます(笑)
いくら嵩張らないナイロンタフタでも多少は太ります♪
でも、判らん判らん(笑)
関節部分は特に負担が大きかったと思います。
全周やる予算が割けるなら、その方がエエんですけど。
と言ったところで明日は最終回♪
ほなー!(゜ロ゜)
10/6 完成♪
昨日の最後の画像のまんま、捲り上げるとこうなってます♪
水色のナイロンタフタは表の「やむを得ない」縫い目で袋状に折り返されてて、こっち側には縫い目が出てません♪
「やむを得ない」縫い目とは言え、フツーには見えにくいようにしてあります。
こんな感じで、パイピングの下側の縫い目で後ろの袋状のナイロンタフタが縫い付けられてる訳ですよ!
Instagramのリール動画だけでは判りにくい部分の解説でした♪
絶対にここは裂けたり破れたりしまへん。
何故なら、わたくしの手が入ってない他が先に壊れるから(笑)
ハイ完成♪
判らん判らん(笑)
「チュールレースが破れた!」
連載終了デェイス♪
ほなー!(゜ロ゜)