鉄の先芯を短くする♪

11/29 指が当たって痛いねん!

銀ペンのところまで鉄の先芯が来てる画♪

さて、今日から「鉄の先芯を短くする♪」連載です♪

銀ペンでマーキングされたとこがメチャメチャ痛くなるそうな!

ウェルト外して、裏地外して、そらもー大変ですよ(笑)

高いで高いでぇ~♪

26400円~!

まずはヒールを外す画♪

バラしに入りますけど、接着剤が材料破壊が起きるぐらいの強度です。

そんな強すぎる接着剤は修理に向かんから止めて~(笑)

靴に使うボンド類は「普段は取れへんけど、取ろうとしたら取れる」ってぐらいの強度が理想であり、最適です。

こう言う点で有名メーカーと見た目は近いかも?な外見ですが、作りは似て非なるモンです。

浅めに溝を切る画♪

糸がそもそも露出してるのも宜しくないので、溝を彫るがてら、糸を切っていきます♪

と言ったところで明日に続く!

ほなー!(゜ロ゜)

11/30 先芯を取り出すの巻♪

犯人確保!な画♪

サクッと出てますけど、大変過ぎて撮ってないだけです(笑)

とにかく、どこもかしこも材料破壊が起きるぐらいの接着剤使っとるんですよー!!!

とりあえず切ってみる画♪

さて、気を取り直して(笑)

まずは切ってみます♪

削っていくと熱が凄いし、仕上げ機のペーパーも傷むんで、ペーパーの角を当てるようにして溝を彫ってからポキッと折れば簡単です♪

そして戻してみる画♪

さて、切ったところを丸くしてから入れて様子を見てみます。

うーん!マーキングほ避けてるけど、ちょっと不安(笑)

と言ったところで明日に続く!

ほなー!(゜ロ゜)

12/1 鉄の先芯を短くするの巻♪

仮に整えた形な画♪

さて、仮に整えて入れてみた先芯を、もうちょい切ることにしました!

どれぐらいにしときましょ~(笑)

切る部分をマーキングした画♪

こんな感じで、先を揃えながらマーキングしてます♪

角を当てて切ってる画♪

切り方はこんな感じで!

吸い込みは勿論、止めとかんとエライ事になりますよで同業さまはお気をつけて!

と言ったところで明日に続く!

ほなー!(゜ロ゜)

12/2 先芯を整えるの巻♪

斜めニッパーで折り取る画♪

さて、ある程度溝が深くなったら、斜めニッパーでポキッと折れば簡単です♪

断面を仕上げる画♪

尖ってると裏地が破れたりの原因になるので丸く仕上げてます♪

同じ長さになりました!な画♪

こんな感じで、ずいぶん短くなりました!

ここから戻すのが大変やねんで~(笑)

と言ったところで明日に続く!

ほなー!(゜ロ゜)

12/3 ウェルトを掬い縫いするの巻♪

ウェルトを元の位置に合わせる画♪

さて、先芯の加工が終わったら元の位置に戻して、ウェルトを縫い直します♪

まずは元の穴をキチンと合わせて行きます♪

ウェルトが縫い付けられる画♪

指がポンコツ寸前のわたくしに代わって、小次郎くんが縫うてくれてます♪

結構スピードあります(笑)

助かるわ~(´Д`)

元通りな画♪

さて、ウェルトが元通りの位置に縫い付けられました♪

もうあとは難しいとこはありません(笑)

と言ったところで明日に続く!

ほなー!(゜ロ゜)

12/4 底縫いを掛けるの巻♪

山林さんに縫うて頂く画♪

さて、元の底を貼り付けたら底縫いです♪

底が若干変形してしもたところもあったんで、割りと大変でした(笑)

そして、山林さんとこのミシンで縫える限界付近の厚みやったみたいです。

革やったら無理出来んから断るとか言うてはりましたわ。

ヒールビスを打ち込む画♪

スーパー戦隊の武器みたいなやつでヒールビスを打ち込みます♪

程よい長さのやつ、弟子っ子タケマにあげてしもたんで、コレしかないです。

ちょっと邪魔(笑)

こんなに要らんけど一応な画♪

元々、長いリング釘が打ってあった場所にビスを打ち込んでます♪

何べんも書いてますけど、同径のビス類と釘類を比較すると、一般的にビス類は五倍の保持力があるんやて。

ビスは逆回転でメンテナンス性にも優れてるしメリットしかないと思います!

と言ったところで明日に続く!

ほなー!(゜ロ゜)

12/5 完成♪

縫い糸が切れにくい仕様♪

裏はこんな感じです♪

元の底が分厚いから、相当長く履けるんちゃうかな?

ヒールは荒めの仕上げな画♪

ヒールはあえて新しい荒ペーパーで仕上げてワイルドな感じにしてます♪

磁石がくっつきまーす♪な画♪

今回のように、鉄の先芯はロマンでもあるので必要なだけ切ると言う選択肢もアリかも?

軽くしたければFRPとか革で作って置き換えたらエエんですよ。

「鉄の先芯を短くする♪」連載終了です!

ほなー!(゜ロ゜)