Last Updated on 2025年8月14日 by e347ftvv
8/9 シャンクが入ってない!の巻♪

さて、今日から「シャンクの無い靴♪」連載デェィス♪
最近、文章どうした?と、よー言われるんですけど、単に目が疲れてしんどいんです(笑)
過去に遡って書こうと思いつつ、日々追い回されて終わる・・・
まぁそんな感じです😆

わたくしが勝手に「三角」と呼んでる謎の道具。
Instagramで仲良くしてる方々が探してくれたりしたんですけど、もう製造してません。
折れたらどないしょー!って思いつつ店の歴史ぐらい生きてるんで大丈夫かな(笑)

Instagramのアカウントがある方は、こう言う作業の動画も観られるんで是非どうぞ。
主にストーリーズに上げてる事が多いです。
同業さんにも参考になると思いマース😆
と言ったところで明日に続く♪
ほなー!(゜ロ゜)
8/10 簡単に割れる構造の巻♪

反対側のどーもない方です。
曲げてみると〜

コレ、シャンク代わりの樹脂部品、兼かかと。
こんなんアカンやろ。
重量を軽くしたかったのか?

という訳で竹シャンクを作ります♪
シャンクは靴の後ろ半分をしっかりさせて足の負担を軽減してくれます。
あるとないとでは大違い!
竹で作ったらメチャメチャ軽くて強いで〜♪
と言ったところで明日に続く♪
ほなー!(゜ロ゜)
8/11 新しい底を作るの巻♪

竹シャンクをしっかり貼り付けます♪
ちなみに竹は八幡のいわゆるエジソンの竹です。
エジソンが白熱電球を発明した時にフィラメントの材料に使ってた時期があると言うのが、わたくしの地元八幡市民の誇りと言うか自慢と言うか、余所の人が結構知らん事実。
ありがたいやろ、と(笑)

アッパーの底面に幅広のセロテープを貼り付けてマッキーで描いて、大まかに切り取ってもう片足に貼り付けて型取りしてます♪

今回は袋状のアッパーなんで、極力内側を縫います。
何でか?
外過ぎる縫い目は履き心地が変わるからです。
袋モンは特に気を付けんとアカン。
外に縫うてしまうとアッパーの容積が減るんで、どちらかと言うと内過ぎる方がマシです。
この特性を利用して足の立体に近付ける事も出来ますけど、慣れんと無理。
内側狙いやけど、竹シャンクを踏まん程度に!
と言ったところで明日に続く♪
ほなー!(゜ロ゜)
8/12 底縫いを掛けるの巻♪

元の底を剥がした痕と、新しい底に着色したとこです♪
縫い上がってからでは、やりにくいんで貼り付ける前にやってます😆

この日の底縫いは3足♪
足数が少なければ少ないほど儲からんハナシ(笑)

こんな感じで大穴が空くんですけど、叩いたら落ち着きます♪
と言ったところで明日に続く♪
ほなー!(゜ロ゜)
8/13 底縫い痕をどうにかするの巻♪

底縫いを掛けるとこうなります♪
コレぐらい内側縫うてると履き心地に殆ど変化はありません。
袋縫いのアッパーなんで中敷き捲っといて縫う、ではないんですよ。
そやから事前に足入れの様子を見といて中敷き一枚ぐらい入れられるか確認しといてから、この方針です♪

中敷きを切り出して後ろ半分を漉いたとこです♪
既にボンドが全面に塗られて乾かされております。

同色系のメタリック系です♪
完全に乾かしといて、正しい位置に置いてから半分ずつ貼り付けると絶対に失敗しません。
ピッタリと縫い糸を保護する感じで貼り付けてます😆
と言ったところで明日に続く♪
ほなー!(゜ロ゜)
8/14 完成♪

更に元の半敷きを戻します♪

ハイ完成♪
接地面はハーフソール、かかとはミシュランで♪

折れてたとこのシワは、よー見たら判りますけど軽量かつ丈夫に甦りました♪
そもそもアッパーのエエやつは底をちゃんと作り替える意味はあります。
気に入ったやつなら諦めずにご相談下さい♪
「シャンクの無い靴♪」
連載終了デェィス♪
ほなー!(゜ロ゜)