6/24 セメント製法かよ・・・の巻♪
プラダはこう言うとこがアカン。
セメント製法と言う接着剤に頼った作りです。
「返り」も良くて、軽快感はあると思うんですけど、年数経つとアカンのですよ。
バラバラついでに中底も新しく作り替えます♪
プラダは金具にお金が掛かってます。
しかし、コレを保存するのは難しい(笑)
と言ったところで明日に続く♪
ほなー!(゜ロ゜)
6/25 中底をバラすの巻♪
金具が難しい付き方をしてるので、後で考えます(笑)
非破壊で外して、とりあえず保管!
前半分は革ですけど、後ろ半分は紙です(´Д`)
左側のファイバー芯は再利用しないと元に戻すのが難しいので、上だけキチンと革で作り替えます!
と言ったところで明日に続く♪
ほなー!(゜ロ゜)
6/26 中底を作り替えるの巻♪
前半分は革、後ろ半分は紙ですが、全部ショルダー革で作り替えます。
吸汗性能が違いまっせ♪
痕跡を見ながら元の位置に貼っていきます♪
元の底をベンズ革に当ててマーキングしたところで明日に続く♪
ほなー!(゜ロ゜)
6/27 新しい底を作るの巻♪
マーキングに沿って切り取った片足の底を、もう片足分の材料に貼り付けます♪
左右、同じ大きさで作るために貼り合わせたまんまで仕上げます♪
ハーフソールを貼る場所は、この時点で荒らしておきます。
底縫いを掛ける為の溝を彫ったところで明日は定休日ですが、特別に続く♪
ほなー!(゜ロ゜)
6/28 底の立体を作るの巻♪
ポン台と呼ばれる道具です。
ホンマもんの靴職人さんから譲り受けました。
貴重品です( ´∀`)
このような立体を作るのに使います!
水で濡らしたベンズ革を窪んだとこに置いて叩くと上手いこと凹んでくれます。
アッパーの立体に合わせたまんま乾かします♪
フツーはこのまんま底縫いに出しますが、今回はプラダのロゴを保存、死守しますので明日に続く♪
ほなー!(゜ロ゜)
6/29 ロゴを移植するの巻♪
元の底のプラダロゴを移植します♪
彫り込まれたロゴを穴が空かん程度に薄くしていきます♪
と言ったところで明日に続く♪
ほなー!(゜ロ゜)
6/30 ロゴを取り付けるの巻♪
薄くしたロゴを埋め込む場所を、このように切り取って彫り込んで行きます♪
接着する前に黒く塗っておきます。
でないとボンドが弾いてしまうんで。
しっかり接着した上で、真鍮釘を打ち込みます。
と言ったところで明日に続く♪
ほなー!(゜ロ゜)
7/1 ヒールを準備するの巻♪
二枚積みの材料とビブラムリフトで作ります♪
接着+ステンレスのビス四本でガッチリ止まってます♪
一般的に同径の釘類と比べて、ビス類は五倍の保持力らしいです。
釘やったら20本分・・・どこに打つねん(笑)
あ!でも今回は事情により接着弱めの仮止めなんですよ。
何ででしょー?
と言ったところで明日に続く♪
ほなー!(゜ロ゜)
7/2 一旦、仕上げて取り外すの巻♪
何でこんな手順を踏むのか?
それは底縫いの日程の都合とヒール部分に仕込まれたロゴマーク入りの金具をどうにかせなアカンからです♪
と言ったところで明日に続く♪
ほなー!(゜ロ゜)
7/3 ロゴを取り付けるの巻♪
色々悩んで、割りとフツーな解決策・・・
と言ったところで明日に続く♪
ほなー!(゜ロ゜)
7/4 底縫いを掛けるの巻♪
ビス穴を合わせて元に戻すんですが、底縫いミシンの太い針が入ってる分、ちょっとズレたりします。
その分、軽く仕上げて修正してあります。
仕上げたらローインキを塗ります♪
と言ったところで明日は定休日ですが、特別に続く♪
ほなー!(゜ロ゜)
7/5 完成♪
底縫いが掛かって、耐久性が増して、修理しやすい構造に作り替えられました♪
コレで願わくば、自転車には乗らないで欲しいです(笑)
「メーカーロゴを保存する!」
連載終了です♪
ほなー!(゜ロ゜)