12/2 履き口アンクルパッドの交換の巻♪
さて、今日から「ティンバーランド履き口アンクルパッド♪」連載デェイス♪
ティンバーランドあるあるです。
合い底の塩ビと本底の材質の相性問題なのか?年数経つと、よーこうなりますよね。
あとは残念ながらアンクルパッドが合皮やねんな〜
合皮がボロボロ!
と言う訳でバンガリマース♪
アイヤー(笑)
腰裏・・・
ま、エエかついでにやるか。
アンクルパッドの革もお任せ頂いたんで、とりあえずピッタリの色がある腰裏からやっちまいましょう。
と言ったところで明日に続く♪
ほなー!(゜ロ゜)
12/3 オレンジの裏地の巻♪
アホなんで間違えんように書いてます(笑)
継ぎ目を縫うて起こして貼り付ける、いわゆる「縫い割り」と言うやつですよ。
知らんけど(笑)
ティンバーランドでしょ?判ってますよ(笑)
と言ったところで明日に続く♪
ほなー!(゜ロ゜)
12/4 履き口アンクルパッドの巻♪
今回は完全に革の色をお任せ頂いたんで、巻きやすい質の革を使わせて頂きました。
たまたま作業中に居られたファッションに詳しい常連さまにもアドバイスを頂いて、ミッドソールの色に寄せてコレになりました♪
結果、喜んで頂けて良かったです♪
現物合わせで少し大きめにゆとりを持って作って、しごいて貼って後で切るスタイルで!
シワは合皮の元々の部品にもあるんで、許容範囲と言うて下さい(笑)
さて、フツーに縫うて良かったら、あと一息なんですけど!
問題はここから(笑)
と言ったところで明日に続く♪
ほなー!(゜ロ゜)
12/5 金色の糸の巻♪
問題は金色の糸。
ネットで探しても太さがよー判らんし、現物見てないと八方ミシンに突っ込めるかも判らんので、戸崎糸店に聞いたんですよ。
そしたらもう、代が変わってるんですね。
昔のような頼りになる感じではなくガッカリ。
結局、困った時の安井商店。
現物見れへんけど、とりあえず信じて近そうなやつを発注してもらいました。
そして用心深い性格なんで、帰り道に手芸屋さんに寄ってコレを買うてみました。
手毬糸は果して八方ミシンに突っ込めるのか?
手毬糸による実験。
一針一針、やったらやれます。
しかし雰囲気似てるけど弱い!
どないしょー(笑)
矢印から矢印の後ろ半分が手毬糸です。
左が手芸屋さんで買うて来たやつ。
右が安井商店で取り寄せてもろたやつ。
一緒やーん(笑)
と言ったところで明日に続く♪
ほなー!(゜ロ゜)
12/6 何度でもやれるまでの巻♪
まぁとにかく何回やり直したか覚えてまへん。
八方ミシンには向かんのか・・・
いや、セッティングが悪いんでしょうけど、コレに合わせたら戻すのも大変やし、ダーッと行かずに一針一針進める事に。
いつか終わりますし(笑)
コレってツルッツルなんですよ。
ツルツルの理由は金の箔のような脆いナニかが、この黄色い糸の周囲にコーティングされてる感じなんかな?
知らんけど(笑)
キレイやねんけどなぁ。
画像は勿論、やり直しの為に解かれてる画です♪
メチャメチャ時間掛かったけど、エエ勉強になりました♪
Instagramでは失敗してるとこの動画がストーリーズのまとめにあります(笑)
と言ったところで明日に続く♪
ほなー!(゜ロ゜)
12/7 中底の強化の巻♪
金糸で苦労したんで忘れてましたが、こっちの作業の方が先にやってました。
時系列の構成ミスったけど、まぁエエか(笑)
さて本題!
元の中底が使えるとは言え、紙なんでコーデュラナイロンで包んどきます。
コレで底縫いの針が刺さっても平気デェイス♪
コーデュラナイロンで包んで収めて様子を見てます♪
極太のシャンクはティンバーランドのやつです。
でも、ちゃんと固定はされてないので、こうやってカシメでガッチリ止めときます♪
組み上がったら絶対に見えへんけど、万が一外れてしもて、中で変な音し出したら嫌やん?(笑)
ほなー!(゜ロ゜)
12/8 プライマー処理の巻♪
さて、元の位置に戻されてN300+が塗られたとこです。
色が変わってるとこ!
底材も今のうちに処理しときます。
本底はわたくしが勝手にN100ブースターと呼んでる、N100にグルーブースターを混ぜたやつを塗ってます。
左の合い底は塩ビなんでプライマーの種類が違います。
こちらはN300+デェイス♪
こちらもN300+を塗ったところで明日に続く♪
ほなー!(゜ロ゜)
12/9 次の修理の為に、の巻♪
さて、プライマー処理の終わった塩ビの合い底をガッチリと接着して、更にその下に合い底を貼り付けます。
ここ数年、プライマーや接着剤の劇的な進歩には目を見張るモノがあります。
しかし!個人的に塩ビの接着力を信用してません(笑)
年数経ったらどうなん?
と言う結果もまだ見えてないのでゴムと相性の良い革を貼り付けときます。
次にオールソールする時もここから下替えたらエエからね。
・・・じゃあコレが劣化して剥がれたらどうなんって?
と言う訳で山林さんに縫うて頂きます。
接着剤が劣化したとしても縫いが入ってたら取れまへん♪
安心して下さい!縫うてますよ(笑)
こちらにもN300+を塗って、ボンドN7000+を塗ってます。
塗り方は周囲に一周と真ん中は点々と。
もし、剥がれが発生したとしても点々が独立して接着されてると一気に剥がれるリスクは減ります。
コレは大昔に岡山のスローテンポ葉原さんに教えてもろた塗り方です。
オールソールで取る時も周囲にグッと差し込んで一周回したら簡単に取れますし。
修理の部材は普段は絶対に取れんけど、取ろうとしたらダメージ最小限で取れると言うのが大事。
何回も何回も直して使い続ける為に、ですよ。
と言ったところで明日に続く♪
ほなー!(゜ロ゜)
12/10 帰宅困難にさせない、の巻♪
さて、クドクドうるさい(笑)接着剤とプライマーのハナシの通り、ガッチリ貼り付けられました♪
貼り付けたらメチャメチャ叩いて圧着です。
圧着機が有れば尚良いかと。
ティンバーランドあるある、なんですけど、底材が伸びて合わなくなってる事が多いです。
周りがハミ出てるの判ります?
アレだけ厳重にプライマーと接着剤の事を語ってまだやんのか?
なんですけど(笑)
更に帰宅困難にさせない為に、かかと部分は25ミリのビス止めがなされております。
こちら、前は13ミリ。
絶対に(笑)取れんでしょう。
災害時でも足を守ってどこまでも歩ければ、と願います。
と言ったところで明日に続く♪
ほなー!(゜ロ゜)
12/11 完成♪
ハイ完成♪
周囲を削って完成デェイス♪
コレぐらい分厚くなってるけど、判らん判らん(笑)
今回は革質も色もお任せで、指に負担の掛かりにくい革を選ばせて頂けてありがたいです(笑)
「ティンバーランド履き口アンクルパッド♪」
連載終了デェイス♪
ほなー!(゜ロ゜)