12/6 裏が捲れて来た!の巻♪
さて今日から「オールソールのついでに足に合わせて作り替え♪」連載です♪
見ての通り、底が劣化してるんでオールソール。
そのついでにバラバラにして足に合わせて作り替えです♪
ソールはちょっと分厚い目。
出来るだけシルエットを維持したいそうです。
バンガリマース( ゚Д゚)ゞ
エエ靴は修理の事を考えて作られてるんで、のりも最小限、縫いを外したらポロっとアッパーの負担も殆ど無いです。
助かるわ~(´Д`)
世の中のメーカー全部が、こんな感じでちゃんと作って~
と言ったところで明日に続く!
ほなー!(゜ロ゜)
12/7 中底を新たに作り替えるの巻♪
さて、元の中底を参考に新しい中底の形を描いていきます♪
こんな感じでクリアファイルにマッキーで描いてます(笑)
新しく作った中底のプレートで材料に転写していきます♪
コレは薄くて丈夫なベンズの床革です♪
ベンズ、ショルダー革、共に粗裁ちが終わったところで明日に続く!
ほなー!(゜ロ゜)
12/8 足に合わせて吊り直すの巻♪
さて、粗裁ちした材料を仮止めして、一気に仕上げます♪
この時に中底のカーブとかのラインの微調整も一緒にやってます。
中底が出来上がったら、ご本人さまの足に合わせて吊り直します♪
「靴はかかとで履くもの」なので、こんな感じで膝の上にドカッと乗って頂いて、かかと側にピッタリくっつく状態で立体に合わせて貼っていってます。
さて、立体に合わせて貼っていくんですが、こうやって体重を乗せてみて、親指の付け根から小指の付け根の周囲の骨が広がろうとするのを「心地好い圧迫」でしっかりホールドしてくれる締め具合を探します。
足の形を適度に整える事で、アーチを作ると言う意味もあります。
かかとがピタッと後ろにくっついた状態で、心地好い圧迫でつっかえると、自然とつま先にゆとりが出来ます。
この3つのポイントが「同時に満たされないと」快適な靴になりません。
と言ったところで明日に続く!
ほなー!(゜ロ゜)
12/9 底付けの巻♪
出来るだけ元のシルエットを維持したいとの事なので、元の部品を非破壊で丁寧に移植しました♪
今回は革やしイケましたけど、剥がす時に壊れてまうぐらい弱くて無理なもんもあります(笑)
オーソドックスに底付けです。
マトモなやり方ってシサシブリちゃうん?みたいな(笑)
この時、同時進行がバタバタし過ぎてて撮影が飛んでます(笑)
ホンマは山林さんが縫うてたりハイパーVシートの加工であったり、何やらかんやら・・・
と言ったところで明日は急に最終回♪
ほなー!(゜ロ゜)
12/10 完成♪
ハイ完成♪
元のウェルトが再利用出来たんで、シルエットは殆ど変わらずにイケました♪
最近、イチオシで割りとオススメしてる、ハイパーVシートのハーフソールです♪
かかとはブロックヒールで、まぁまぁ長持ちするとは思います♪
「オールソールのついでに足に合わせて作り替え♪」
連載終了です♪
ほなー!(゜ロ゜)