Last Updated on 2026年7月29日 by e347ftvv
7/13 クラックの質問は店頭にて

さて、今日から「クラックは簡単には直りまへん♪」連載デェィス♪
現在、クラック修復に関してだけちゃうんですけど、その場で足を診られないメールでのお問い合わせは受け付けしてません。
特にクラックに関しては原因が根深く、単に革の劣化だけの問題ではない事が多いです。
内側からの圧力の掛かり方は、履いてはる靴の設計、ご本人さまの骨の位置なんかが深く関わる事案です。
例えば内振り設計の靴に外振りの足の方が足を突っ込んでると、外側にクラックが入りやすい。
サイズがユルユルで履いてる人はシワが深くなってクラックになりやすい。
そんなん、店に来てもろたら足診て靴見て、一瞬で判る事です。
それぞれの個別の特徴、クラックの位置とか見極めて、イチイチ画像のやりとりしながらやってられるほど時間割けまへん😩
モノ送って見て下さいもナシです。
気軽に送ってもろても、送り返す荷造りとか伝票書いたり苦手ホンマ堪忍して〜
スタッフよーさん居って、無限に時間あって店の維持にも余裕があって、やったらエエんですけどね。
慈善事業ではないんで宜しくご理解下さい。
長年、フツーのかかと交換とかハーフソール貼って、とか、ちゃんと普段のお付き合いが有る方(有った方)はこの限りではアリマセン。
まずはフツーのお仕事下さいな(笑)
あ、それと足の形が特殊でナニ履いても痛い人は骨の変形が酷くならんうちに遠慮なくご相談下さい。
足が痛い人の為に割く時間は優先してます。

グッドイヤーウェルト製法でしたが、見ての通り掬い縫いの根元にクラックが😭
親指側の付け根、ボール下に余ってるサインのシワがあるの判ります?

ウェルトの掬い縫いが取れたら、こんな感じでホンマ簡単にバラバラになります。
この靴、実は一つ前の修理例連載の「腰痛が治り、O脚が治り♪」の方です。
以前、「足に合わせて作り替え」した靴ですが、今回はアッパーのクラック部分を作り替えるついでにグッドイヤーウェルト製法から、サイズ合わせの精度をビシッと決めやすいマッケイ製法に魔改造した上で、ブラックラピド製法で仕上げます♪
ナニを言うてるんか判らん人は、じっくりどうぞ😆
アッパーを継ぎ足す革の質感が近い、もしくは妥協ラインのが無かったりしたら、ドはまりしてしまう種類のお仕事なんですけど〜
と言ったところで明日に続く♪
ほなー!(゜ロ゜)
7/14 もう片方もバラすの巻♪

さて、もう片方も同じくバラします😆
こんな感じで、ウェルトの隙間からカッターを差し込んで切っていきます♪

この方法やと1〜2分で外れまっせ😆
今回このウェルトは使わんし、アッパー前半分を延長して作るんで、バラすのは楽チンです♪

いつもの幅広セロテープで型取りしていきます♪
と言ったところで明日に続く♪
ほなー!(゜ロ゜)
7/15 マッキーで描くの巻♪

縫い目ギリギリのとこにマッキーでマーキングします♪

まず、マーキングした境目を「歪めんように!」貼り付けます♪
コレ大事(笑)

次にアッパーの立体を意識しながら切って順々に貼り付けて行きます♪
と言ったところで明日に続く♪
ほなー!(゜ロ゜)
7/16 部品を切り出すの巻♪

カーブはノンストップで切らんとガタガタしてまうんで、止まらず行け!なんです(笑)

切り出したら当ててみてチェック😆
アカンかったら容赦なくやり直し♪

両方とも当ててみてチェックを合格したら漉いて行きまっせ~♪
と言ったところで
明日に続く♪
ほなー!(゜ロ゜)
7/17 漉いて吊っての巻♪

貼り付ける部分を「ゼロ漉き」目指してペラッペラに漉きます♪

今回は、ど真ん中の尖ったとこから貼ってます♪
絶対にこう!ではなく、アッパーの形によってやりやすいやり方でエエと思います😆

ツマ先のビシッと吊りは後でやります♪
まずは継ぎ目に全力で😆
と言ったところで明日に続く♪
ほなー!(゜ロ゜)
7/18 アッパーを縫い付けるの巻♪

コレ、若干縫い目が泳いでしもたんで失敗😅
やり直ししたやつです(笑)
立体に既になってるやつを縫うのはムズいんですよ〜

無事、縫い上がったら継ぎ目を叩いて馴染ませます♪

ツヤ感もキメも、まぁ殆ど判らん判らん(笑)
と言ったところで明日に続く♪
ほなー!(゜ロ゜)
7/19 足合わせの巻♪

立体が既に出来上がってるんで、逆らわずに吊ります♪
手吊りです😆

足合わせの準備です♪
元々、グッドイヤーウェルト製法での足合わせがされてるんで殆ど動かすとこはない・・・筈🤔

今回、仮ヒールは、こんな感じでブロックヒールを使ってます♪
と言ったところで明日に続く♪
ほなー!(゜ロ゜)
7/20 ご本人さま登場の巻♪

ご本人さま登場♪
もう慣れてはるんで、ここをこうとか色々と伝えて頂けるんでかなり助かります😆
微調整も含めても30分掛かってないかな?

足合わせが終わったら早速合い底を作ってます♪
張り出しは少しコンパクトなシルエットを目指して控えめに作りました♪

フチの仕上げは少し斜めカットで均してあります♪
たまたま別件の関係ない補強材が乗ってます🤣
と言ったところで明日に続く♪
ほなー!(゜ロ゜)
7/21 合い底を貼り付ける準備の巻♪

合い底に使ってるミッドソールシートの仕様が変わってザリザリの表面なんで、削って均してます♪
前の方が使いやすかったなぁ😅

クッション材料の型取りをする為に幅広セロテープが貼り付けられたとこです♪
線はマッキーで描かれてます♪

出来上がったクッション材料にボンドが塗られたところで明日に続く♪
ほなー!(゜ロ゜)
7/22 底縫いの巻♪

ちょっと間が飛んでますけど、合い底が付いて底縫いです♪
マッキーで縫いたいとこがマーキングされてます♪

底縫い屋さんの山林さんに縫うていただきます♪

無事縫い上がったところで明日に続く♪
ほなー!(゜ロ゜)
7/23 縫い目を落ち着かせるの巻♪

山林さんに縫うてもろた直後の状態です♪

間違い探し😆
よーく見てみて下さい!
縫い目を叩いてぺっちゃんこにしてあります♪

内側は金台に密着してるんで判り易いかな?
と言ったところで明日に続く♪
ほなー!(゜ロ゜)
7/24 縫い目を防水するの巻♪

中底の上に敷く二重式の中底♪
ベンズ革の床革で作ってあります♪

縫い目にプライマーN330が浸透させてあります♪
乾いたらまた塗って、3回ぐらい繰り返したかな🤔

超軽量薄作りを実現する本底を用意♪
ミッドソールシートで作ってあります♪
ビビるぐらい薄いけど、シャンクの強度があれば薄くてもかなりシッカリしまっせ😆
と言ったところで明日に続く♪
ほなー!(゜ロ゜)
7/25 本底を付けるの巻♪

厚みはこの通り、ペラッペラです。
当然、軽いしメチャメチャよー曲がるで〜♪

ハーフソール、ヒール部分はザリザリの表面のまんまでエエんやけど、こんな感じで見えるとこはミッドソールシートのザリザリの部分を均してキレイに仕上げてあります♪

今度は出し縫いです♪
合い底の張り出し部分を縫うていただきます😆
と言ったところで明日に続く♪
ほなー!(゜ロ゜)
7/26 本底が縫い上がるの巻♪

今回の出し縫いは溝彫りナシで底縫いミシンの圧力だけです♪
ミッドソールシートが割と柔らかくて食い込むんで、叩いて均すと問題無いです♪

接地面は分厚めのセーフウォーク♪
濡れた斜面でも滑らないやつ😆

ハーフソールの継ぎ目のマーキングが見えます?
千枚通しで線が引かれてます♪
と言ったところで明日に続く♪
ほなー!(゜ロ゜)
7/27 組み立てが続くの巻♪

合い底、本底でメチャメチャ軽量化してるけど、接地面は摩耗に大変強いVibram430のブロックヒールです♪
ハーフソールが貼り付けられる場所は既にN7000+が塗られてます♪

ハーフソールは安心安全(笑)Vibramセーフウォーク♪
超実用的な仕様😆

Vibram430は削るのも大変なんで、少しでも負担を軽減するために切り落としときます😅
と言ったところで明日に続く♪
ほなー!(゜ロ゜)
7/28 仕上げ終了の巻♪

削ったまんま、まだ何もしてまへん♪

足合わせの時のマーキングが残ってます♪

磨く前に曲げグセを付けときます♪
「返り」をよくして、すぐに馴染むように😆
と言ったところで明日に続く♪
ほなー!(゜ロ゜)
7/29 完成♪

底の側面とアッパーをサッと磨いてあります♪

曲げグセは付けるけど、その時のシワ取りもします(笑)

ハイ完成♪
ご本人さま登場😆
クラックが入ってた部分も分厚めの革が上から当てられて、相当な延命になってます♪
耐久性を考えるとクラックの部分修理より遥かに長持ちしますのでオススメでーす!
ついでに「足に合わせて作り替え」して軽く作って、接地面は強く。
超実用的な仕様でっせ〜♪
ホンマに全力疾走出来る靴やと思います(笑)
「クラックは簡単には直りまへん♪」連載終了デェィス♪
ほなー!(゜ロ゜)










